株式会社オーエムの概要
Q.自己紹介をお願いします。
株式会社オーエムの代表取締役 太田 全哉(まさや)です。
業務内容は配管工事を行っている会社になります。
一般の方に分かりやすいものとしては水道管の工事ですね。
あとは空調の配管工事も行う会社で、従業員の中には監督をしている者もおり、工事だけでは終わりたくないなと考えています。
行政書士安立啓事務所とのつながり
Q.行政書士安立啓事務所とはどのように繋がりましたか?
もともと後輩で塗装業をしていたのは知ってたのですが、安立君が行政書士になったぞという話を聞いて、久しぶりに電話して会おうということになりました。
そしてたまたまなんですが、当社先代の父から私が会社を引き継ぐときに建設業許可の更新もしなければいけなかったのですが、経営者の実績の証明をどの様にすればよいか分からない状態でした。
もともとは担当税理士の方にお願いしていたんですが、そこに相談したら
「今の条件では許可更新は難しいです。」
と言われてしまいました。
他の事務所では無理だと言われた「経営者経験7年の証明」
そのことを安立君に相談させてもらったら
「一度調べてみます。」
と言って、数日後には
「特例でこういった制度があるそうなのでこれで通してみましょうか。」
と、結構苦労していただいて見事に申請を通してくれました。
仕事に対する信頼・付き合いはそこがスタートですね。
経営者としての実績を証明する方法というのが、口頭ではいくらでも説明できるのですが、それを書面で証明するとなるとやはりプロの力を借りないとできなかったですね。
Q.最初に相談したところでは難しいと言われたが、安立に相談したことで無事申請が通ったと?
特例を探してくれて、担当窓口に掛け合ってくれて、それだったら申請も通るというところまで持っていってくれました。
Q.その時の印象はどうでしたか?
仕事も一生懸命ですし塗装業も一生懸命やっていたし、相談した時の受け答えを見て少しずつ信頼していきましたね。
Q.建設業許可の必要性は?
もともと許可は持っていたのですが、許可が切れるかギリギリのところで、切れると大きい仕事が取れなくなってしまうという瀬戸際の状態でした。
Q.他の行政書士を検討しませんでしたか?
先代からの付き合いで、経験豊富な先生方もいて頼りにもしたかったのですが、私に代が変わってこれからやっていくという意味も含めて、同年代、年が近い方が私も無理も言いやすく、逆に聞きやすいということもありましたね。
同年代と一緒に成長していきたい
Q.ご自身の代になったときに相談しやすい、密な関係にしたいというところを重視したのですね。
選ばれるポイントというのはそのあたりということなんですね?
そうですね。たまたま行政書士の話をしていますが、自分のところの本業の話になるのですが、代表者として先輩方に色々と教えてもらいながら成長していかないといけないのですが、これからを考えると、仲間として同年代と仲良くしていきたいなという想いがずっとありましたね。
安立君もその仲間に入ってほしいというのがありました。
Q.仕事を頼むということもありますが、同じ目線・仲間としてやっていけるというところもポイントということなんですね。
そうですね。
Q.他に行政書士や、仕事をする仲間を選ぶポイントはありますか?
安立君と付き合うのに面白いなと思ったのが、私も建設業の職人をやってたのですが、安立君は塗装業を経験していて、俗にいう10年戦士、一人前、何でも話せる、苦しいところも全部分かっている。
そんな経験を積んでいたら普通はその道で続けていってもいいのに、またジャンルが違う行政書士という道で挑戦しているところが面白いところですね。
Q.特徴がありますよね。行政書士もやって職人も同時にやるというところが。
面白いし応援もしたくなりますし。
Q.やはり同じ業界というところもあるのですか?
そうですね。
私も職人をやっていたので、苦しいことも知っていますし、根性がないとできないことも知っていますし。
そういったところでなじみやすいというか取っつきやすいところはありますね。
Q.ほかの行政書士にはない部分ですね?
そうですね。ない部分ですね。
経営業務管理責任者の変更、許可更新を無事終えることができたその後
Q.許認可を無事更新されて、その後の仕事の変化はありましたか?
そうですね。
許可更新なので仕事に変化はある訳ではないのですが、更新の際に信用させてもらって、愛知県と名古屋市の入札参加資格について相談させてもらい、実現させてもらいました。
安立君にも仕事になったし、私も勉強にもなりましたし、今後もお願い・相談したいなと。
まだ入札のランクは低いのですが、その辺りも含めて相談にのってもらいたいですね。
Q.今後の会社のビジョンを聞かせてください。
建設業界が今言われていることと言えば人手不足、高齢化が特に問題になっています。
ウチの従業員含めて若い子たちを伸ばしていってあげたいなと。
今の現状は大変な状況ですよ。
3Kと言われる仕事ですが、おそらく今後は変わっていくと思います。
職人さんの価値も絶対上がっていくと思いますし、先輩方の経験も必要なんですが、これからは若い子たちがどんどん仕事を行っていくときに、会社としてどれだけ若いパワーがあるのかが重要になるでしょう。
その中で先ほど言った同年代、私は40歳なんですが、30歳から45歳くらいまでを仲間として考えていますが、さらにその下の世代がこれからの時代を盛り上げていくだろうから、そういった子たちを育てていきたいです。
Q.一貫したビジョンがありますね。
そうですね、建設業界って人が集まりにくいんですよね。キツイですし。
どの仕事もそうでしょうけど、個人がしっかりしないと続けていくことができない仕事だと思います。
サラリーマンの年功序列も今は崩れていっているんですけど、会社に属しているから給料が上がるということはなく、早くお金を稼ぎたいのであれば、1年2年でも頑張り次第で、同年代よりたくさん稼げる仕事です。
そういった意味で若い子ほど適している業界ですね。
Q.若者を育成したいと。行政書士も同年代の人と一緒に盛り上げていきたいんですね。
そうですね。その一環かもしれませんね。
昔の話ですが、ブルーカラーホワイトカラーというような話があるじゃないですか。
私の勝手な価値観かもしれませんが、ホワイトカラーの方が上級な仕事をしている、お金もいいというイメージがあると思うんですよ。
それに負けたくないんですよね。
大企業だったら退職金が出たりだとか、そういった待遇面でも負けないようにしていきたいです。
今後建設業許可取得を考えている方へ
Q.これから建設業許可を取っていきたい方にアドバイスをお願いします。
管工事やほかの業種もたくさんあって、それを取ったからすぐに売上が上がる訳ではなく見た目だけの問題でもないのですが、そこを目指して許可を取ると大きな金額の仕事も獲れるようになりモチベーションもあがり、またそうしていかないと生き残っていけないんじゃないかと思います。
お忙しい中ご協力ありがとうございました!
安立の感想
もともとは地元で頼りがいのある先輩だった太田社長ですが、建設業の社長としてもやはり熱い男でした。
太田社長の人を育てようという姿勢にはいつも感心させられっぱなし。
周りに人が集まってくるのも分かる気がします。
これからも公私共によろしくお願いいたします。