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あなたの会社にいる怠け者。無理やり働かせなくてもいいかも!?
おはようございます!
「工事現場でも会社でも大忙しな社長へゆとりと成長をプレゼント!」ペンキ書士アダチです。
あなたの会社には、いつも仕事が遅い社員さんはいらっしゃいますか?
今回はそんな社員さんを抱えている上司のあなたにお伝えします。
エリートばかりでは会社は成り立たない?
アリの社会が教えてくれてこと
先日新聞を読んでいたらオモシロい記事が出ていたのでご紹介します。
アリの集団は常にすべての個体が働くより、
働かないアリがいた方が長く存続できることを
北海道大学の研究チームが突き止めたそうです。
働き者のアリが疲れて休んだ時、
怠け者のアリが代わりに働くことによるためです。
「一見無駄な働かないアリも、集団の長期存続には欠かせない。
人間も含め、短期的効率をもとめすぎると、
組織が大きなダメージを受けることがある。」
と研究チームの准教授が指摘しています。
准教授によると、
アリやハチといった「社会性昆虫」の集団には、
怠け者の個体が常に2~3割存在。
これらが自然界になぜ存在するのか大きな謎だった。
准教授らは、アリには卵にカビが生えないよう世話するなど、
「常に誰かがしないと全体が致命的なダメージを受ける仕事」
があることに注目。
働かないアリがいるグループといないグループを、
コンピューターのシミュレーションで比較しました。
その結果、働かないアリがいるグループのほうが、
働き者が疲れた時でも卵の世話などの担い手を常に確保でき長く存続しました。
コンピューターでなく実際の観察でも、
働き者が疲れて休むと、怠け者が動き出したとのこと。
アリは「仕事への腰の軽さ」に個体差があり、
腰の軽いアリから順に働きだす傾向があるそうです。(↑中日新聞)
准教授は、
「組織運営にあたり、長期的存続の観点を含めて考えることの重要性が示された。会社で働かないと思われている人も、相対的に腰が重いだけで、
ピンチとなれば活躍する可能性はある!」
と話しています。
この記事を読み終わって、
以前ペンキ職人の時に現場を任された際、仕事が遅い人に対して、
「仕事おっそいなぁ、早く動いてくれよ<`ヘ´>」
と心の中で言ってる自分がいました。
しかしそれではダメだったんですね!
上司のあなたは大丈夫ですか?
もしそういった部下がいても無理やり働かせるんでなく、
その方が力を発揮するときを待ちましょう!
アダチも人を雇うときがもし来たら、このことを頭に入れて接していきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
今日も1日ご安全に(‘◇’)ゞ
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