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建設業界今後の動向2023~
こんにちは!
職人上がりの行政書士、ペンキ書士アダチです。
みなさま業界の将来について情報収集、準備等はできていますか?
建設業界もこれから先、大きな制度の変化が待っています。
今回はこれから2年くらい先までに起こる大きな変化について、時系列でお伝えしようと思います。
それぞれ個々の制度の概要は、改めてブログでお伝えしていく予定です。
石綿(アスベスト)関連規制が改正されました!
既に令和4年4月から建築物(建築設備を含む)の解体・改修工事を行う際には、事前調査を行い調査結果を報告するという法律が施行されていますが今回の改正に伴って、事前調査を行える者に対して制限が加えられました。今回の改正は令和5年の10月1日から施行されます。
事前調査を行うことができる者は以下の4つのどれかの資格保持者または要件を満たしている方に限られます。
- 特定建築物石綿含有建材調査者(特定調査者)
- 一般建築物石綿含有建材調査者(一般調査者)
- 一戸建て等石綿含有建材調査者(一戸建て等調査者)
- 令和5年9月30日以前に(一社)日本アスベスト調査診断協会に登録され、事前調査を行う時点においても引き続き登録されている者。
石綿(アスベスト)を含む建築物の解体工事や改修工事など行わないから大丈夫と思っている建設業関係者の方がみられるかも知れませんが、それは大きな間違いです。
この義務が課される工事には解体工事の他にも建築物の模様替・修繕工事や建築設備の取付・取り外し・修理工事等も含まれます。そのため、多くの建設業務に関連している法律であると思われます。気がついた時には既に法律違反を犯しているということがないように前もって準備していく必要があります。
これに関するより詳細の記事については次号に書いていこうと思っています。
インボイス制度が令和5年10月から始まります!
このような文言を聞いたことある方も多いのではないでしょうか?でも実際に、インボイス制度といわれて詳しく説明できる方は少ないのではないでしょうか。インボイス制度についてのある程度の知識がなければ今後経営をしていくうえで税金、収入等お金に関する様々な問題が生じてくることが考えられるでしょう。特にインボイス制度は中小企業や個人事業主、一人親方に対して負担が大きくなる制度です。実際に、制度が施行されるより前にそれらの知識をつけて対応していくことが重要であると思います。
では、インボイス制度とはどのようなものなのでしょうか?またどのような問題が生じるのでしょうか?
一言でいったら、今までの免税事業者に対して課税事業者になることを迫るものということです。
もちろん一言でこの制度を説明することは不可能でありますので、後日の記事で詳細を書きたいと思っています。ただ、皆様の今後の仕事においても重要な話であるということ頭の中に入れておいてほしいです。
今下請けとして仕事がもらえていてもインボイス制度導入後にそれらに対応していかなければ、仕事がなくなってしまうかもしれません。
建設キャリアップの登録義務化!?
このブログを読んでくださっている皆様なら建設キャリアップについて既知なことかも知れませんが、政府が建設キャリアップ登録を推進してゆくゆくはあらゆる工事で建設キャリアップ登録の義務化の方向へ移行しようとしていることをご存じでしたか?
実際に、2023年度から国交省と建設4団体(日本建設業連合会、全国建設業協会、全国中小建設業協会、建設産業専門団体連合会)の合意によって民元を通して建設キャリアップの適用をしていくという方針も発表されています。
そもそもキャリアップとはどのようなものなのか?どのように登録していくのか?登録するメリットはあるのか?
なぜ政府がキャリアップを推進していきたいのか?その背景などについて今後のブログで配信していきたいと思ってます。
もし、自社のキャリアップ登録を済まされてない方や周りのかたでキャリアップについてわからないといったような方が弊社にご連絡ください!
皆様にとって簡易迅速に代行、サポートをしたいと思います!
建設業においても時間外労働の上限規制が適用される!?
2024年4月1日から建設業界においてもいわゆる残業制度が厳しくなります。これは法律で決められたことであるために遵守しなくてはいけません。
この法律の施行によって建設業を営んでいる人にとって良い面も悪い面もあるとは思いますが、建設業をより明るい業界、未来のある業界にしていくためにはとても重要なことであり、意義があることだと考えております。
この法律が施行されることによっておきる影響や、今後の働き方などについてのよい詳細な記事についても後日書いていくつもりです。
このような状況においても必ず解決策はあるはずなので、一緒に考えていきましょう!
以上、4つの事柄について触りだけの話ではあったものの多くの方に関係している事柄なのではないでしょうか?
それぞれの事柄に対して相談事がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
もちろん今回の話題に関係ないことでも構いません!お手伝いできそうなことがあれば全力でサポートします!
実際に、会社に出向いての講演会なども開催することが可能であるため、個別ご相談ください!
それではよい週末を!
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