建設業許可をもっていて親子で経営しているアナタ!跡継ぎ対策しておかないとめんどくさいことに
おはようございます!ペンキ書士アダチです。
先日、建設業許可の跡継ぎに関する案件があったので記事にします。
親御さんから息子へ代替わりを考えている方は必見!
建設業許可って他人に譲ることはできない!が跡継ぎ対策はできる
先日、携帯に知らない番号から着信が。
出てみると、学生時代のアルバイト先の先輩でした。
友人を伝って自分の番号を聞いたって。十数年ぶりに会話。
(*´Д`)久しぶりっす!
なんでも先輩、今は親父さんの会社の跡を継いで管工事の会社の社長なんだとか。
そして、現在持っている建設業許可がもうすぐ更新時期なのだが会社の税理士伝いの行政書士に話を聞いたら、
「すでに許可は失効してるよ」
と言われたと。
どういうことかと話を聞いたら、
1年前に親父さんから代表取締役の座を受け継いだが、その際に、許可の要件である 経営業務の管理責任者(以下、経管)の変更をしていないみたい。
因みに先輩それまでは取締役ではなかった。
親父さんも引退して役員の座を下りているから現状経管がいない状況。
なので許可は失効していると言われたみたい。
でも先輩曰く、
「代表取締役代わったときに建設業の窓口行って役員の変更届は提出したが、窓口の人に何にも言われなかったよ。なのに失効してるっておかしいでしょ!?丁度アダチ君が行政書士やってるって聞いたから一度相談したくて」
なるほど!状況は理解できた!!
アダチ「許可失効はまだないけど、すぐに先輩を経管にして変更届出さないと。ちなみに親父さんの会社に入って何年くらい経ちます?」
先輩「もう12~3年は経ってるよ!入社して3~4年したら、お金のことも人の段取りなんかもかなり任されてやってたな」
これは!(゚д゚)!
個人事業主や会社の役員として5年の経験はないが、「経営業務を補佐した経験」でいけるんじゃない!?
さっそく窓口へ行きこの件を相談!
担当者曰く、書類がそろえばいけそうだったので急いで先輩の会社へ!
十数年ぶりの再会に花が咲きつつも今回の経管変更・許可更新も時間がないためダッシュで書類集め!
6日後には全て書類を集めていざ窓口に申請へ。
この補佐要件での申請。年に2~3件あるかないかの珍しい案件で、受付にも少し時間がかかったが無事に受理!
そのとき窓口の担当者が、先輩が自分で届け出た1年前の役員変更届を見て、
「このとき経管の変更を確認してなかったこちらが悪かったです。」
と言ってました。
よっしゃ( `ー´)ノ許可の有効期限ギリギリでしたが間に合った!
先輩に無事受理されたことを報告して終わりました。
今回は、前もって先輩を役員登記しておけば慌てることのない事例でしたが、
現場仕事をしながらそこまで気にかけるのは実際難しい(;´Д`)
それを教えてあげることができるがわれわれ専門家。
しかしおなじ行政書士でも専門分野が違うと知識に差があったり。
建設業のことならアダチみたいな建設業専門行政書士へ!!
許可の跡継ぎ問題は前持った準備で慌てることなく対処できますよ!
自宅リフォーム進んだか?
我が家のリフォームDIY。
時間を見つけて少しずつ進めています。
玄関の踏み板と、ベランダをウッドデッキ風にしたいので、
中古の木製パレットを購入してペーパーサンダで研磨。
ささくれは鉋で削りました。
今度の連休で塗装します。オシャレになるかな?
最後までお読みいただきありがとうございました、今日も一日ご安全に!
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